高齢者や障害者にとっての住宅改造

2つのこんな話を聞いてほしい。私の知り合いのHさんは、高校2年生のときに病気で長期入院を余儀なくされ、その病床で医療の大切さを感じて医師になることを決意したというのです。患者の視点に基づいた独特の切り囗で医療に取り組まれる果敢な医師です。Hさんは、住宅業界でバリアフリーが取り上げられるずっと以前から、高齢者や障害者にとっての住宅改造の必要性を訴えていた。住宅のあらゆるバリアがなくなって初めて、リハビリテーションの効果が発抑でき、身体も精神も健康になるというのです。そのため、Hさんでは、退院が間近になると、婦長と理学療法士・作業療法士が患者さんのお宅を訪問して事前に改造が必要な個所をチェックする。簡単な手すりや段差の解消、場合によっては廊下の拡幅をした後に、初めて退院が許可されるのだ。「バリアがなくなると、皆さんとても活発になられます。自分から進んで外出され、病状もよくなるります」とHさん。バリアをなくすことで精神的にも解放されるのだという医療の現場からの生の声だ。瀬戸内海に点在する小島の1つに似島がある。この島で料理旅館を営むTさんのお宅の改装を、建築家のKさんが手掛けた。岩風呂が自慢の旅館とひと続きになった自宅には、ひとつのこだわりがあった。これはKさんが提案したことだ。「Tさん、おじいちゃんの部屋の段差は残しましょう」思わぬ言葉にTさんの家族は戸惑った。「部屋の段差をすべてなくしてほしいと言ったのは、車椅子で生活しているおじいちゃんのため。よりによって、そのおじいちゃんの部屋の段差を残すなんて、いったいどういうことかしら?」と奥さまは納得できない様子でしたが、Kさんは説明した。「料理旅館をやっていると、奥さんはもちろん、とっても忙しいですよね。今回、旅館と住居を改装して、すべてバリアフリーにしました。車椅子のおじいちゃんのためです。でも、おじいちゃんの部屋の段差だけは残しておきたいのですよ。段差がなくて、車椅子でどこへでも行け、何不自由なく過ごせるのなら、家族はみんなおじいちゃんのことを以前のように気にかけなくなるでしょう。バリアフリーにすることでおじいちゃんは家族の意識の中から少し離れてしまいます。もし、段差を残しておけば、食事の時、トイレの時、お風呂の時、散歩の時、「あ、そろそろおじいちゃんが部屋から移動するのを手伝わなきゃ」と、家族皆が気づかうはずです。忙しいTさんのお宅だからこそ、おじいちゃんを思いやるための絆として、この段差が必要です」車椅子生活のおじいちゃんの部屋の段差を残す。バリアが家族の絆を強めるのだ。

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